Kobayashi Chiemi (F)
小林智美
b. 1969

The female defendant was charged with setting fire to a male acquaintance's home in November, and then his wife's car. In a trial before a mixed jury, she was found guilty of setting the house fire, and not guilty of the car fire. The appeals court overturned the lower court's decision and declared the defendant not guilty, finding reasonable doubt. This is the second case of a mixed jury decision of guilty being overturned.


Court Chronology

District Court 2011/March 4 years imprisonment ( prosecution requested seven)

High Court 2011/Nov/02 Not Guilty



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(No English Reportage)

放火事件の裁判員裁判、逆転無罪に 福岡高裁
2011112113
Asahi

2件の放火罪に問われ、一審・福岡地裁の裁判員裁判で1件は有罪、1件は無罪とされた女性の控訴審で、福岡高裁は2日、一審判決の有罪部分を破棄し、逆転無罪を言い渡した。無罪部分については一審判決で確定し、有罪部分について被告側が控訴していた。
 陶山博生裁判長は「被告を犯人とみるには合理的な疑いの余地がある」と述べ、一審判決には事実誤認があると指摘した。最高検によると、裁判員裁判の有罪判決を上級審が破棄して全面無罪とする判決は2例目という。
 現住建造物等放火の罪に問われたのは福岡県古賀市の無職小林智美被告(42)=名誉毀損(きそん)の罪で公判中。
 一審判決は、被告が2009年11月28日未明に不倫相手だった同県糸島市の男性宅の勝手口や駐輪場所に灯油をまいて火をつけ、約3平方メートルを焼損させたと認め、懲役4年(求刑懲役7年)を言い渡した。
 被告は無罪を主張していたが、一審判決は、事件発生前後に男性宅近くのコンビニの防犯カメラに不審な動きを見せる被告の車が映っていたと認定。被告が男性宅に無言電話をするなど、しつこく嫌がらせをしていたことも考慮した。
 翌年1月に不倫相手の妻の車に火をつけたとされた建造物等以外放火罪については「発生時に現場に被告がいたことを示す証拠がない」として無罪とした。

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裁判員裁判:判決破棄し逆転無罪 放火事件で福岡高裁
 知人男性の家と男性の妻の車に放火したとして現住建造物等放火の罪などに問われ、1審・福岡地裁の裁判員裁判で、家への放火で懲役4年の実刑判決=車への放火は無罪=を受けた福岡県古賀市の小林智美被告(42)の控訴審で、福岡高裁は2日、1審判決を破棄し無罪を言い渡した。陶山博生(すやまひろお)裁判長は「被害者宅付近に行った可能性があるとしても、放火のために行ったと断定はできない」と述べた。弁護側によると、裁判員裁判で審理された二つの事件が、控訴審で全面無罪となるケースは全国で初めて。【岸達也】

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放火:女性被告、全面無罪に 福岡高裁判決

毎日新聞 2011112日 

 知人男性の家と男性の妻の車に放火したとして、現住建造物等放火と現住建造物等以外放火の2罪に問われ、1審・福岡地裁の裁判員裁判で、家への放火で懲役4年の実刑判決=車への放火は無罪=を受けた福岡県古賀市の小林智美被告(42)の控訴審判決が2日、福岡高裁であった。
 陶山博生(すやまひろお)裁判長は「放火犯と推認するには合理的な疑いが残る」と述べ、1審を破棄して無罪を言い渡した。車への放火は1審の無罪判決が確定している。
 弁護側によると、裁判員裁判で審理された二つの事件が、控訴審で全面無罪となるケースは全国で初めて。
 小林さんは福岡県内の男性と不倫関係にあったがトラブルとなり(1)09年11月、男性宅に灯油をまいて火を付け一部を焼いた(2)10年1月、福岡市内で男性の妻の車に放火して燃やした--として起訴された。また、小林さんは男性宅付近に中傷ビラを張り付けたなどとして、名誉毀損罪にも問われ、福岡地裁で別に審理されている。
 放火事件について小林さんは1審公判で否認。検察側は懲役7年を求刑した。
 1審判決は(1)について、小林さん宅のパソコンに中傷ビラのデータが保存されていたことから名誉棄損行為を認定。現場付近の防犯ビデオに小林さんの車が映っていたとする証拠と併せて有罪と結論づけた。しかし(2)については「証拠がない」として無罪と判断した。
 判決で陶山裁判長は「被害者宅付近に行った可能性があるとしても、放火のために行ったと断定することはできない」と述べた。
 小林さんは「無罪で一息つくことができました。裁判員裁判の1審はあまりにも審理の時間が短かったのではないでしょうか」とのコメントを出した。【岸達也】

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