Kaneiwa Yukio

Man, 49, sentenced to death for killing 2 girlfriends in Aichi
Friday, February 23, 2007

GIFU ― The Gifu District Court sentenced a 49-year-old man to death Friday for separately killing two girlfriends in Aichi Prefecture in 1999 and 2003 and dismembering and abandoning one of the bodies. Yukio Kaneiwa, who was a manager at a restaurant business, choked to death Aiko Watanabe, then a 43-year-old part-timer, in August 1999 and Eiko Murai, a 49-year-old business executive, in May 2003.
He then mutilated Murai's body with a large knife and abandoned it in a river in Gifu Prefecture and other locations, the court said. He also admitted to dismembering and abandoning Watanabe's body but was not charged with the acts due to a statute of limitation. (Kyodo News)

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愛知・2女性殺害遺棄:地裁死刑判決 
遺族、涙ながら「当然」 /岐阜

224121分配信 毎日新聞◇弁護人は「黙秘権告げず違法」

 「死刑は当然」「過去の冤罪(えんざい)に学ぶ姿勢は皆無」――。23日、交際していた女性2人を殺害、切断して遺棄したとして殺人罪などに問われた三重県桑名市下深谷部、無職、兼岩幸男被告(48)の判決公判で、岐阜地裁(土屋哲夫裁判長)が言い渡した死刑判決に遺族側と弁護側は対照的な表情を見せた。
 判決が言い渡されると、殺害された村井栄子さん(当時49歳)の遺族らはほっとした様子で、涙を流しながら村井さんの遺影を抱きしめた。兼岩被告が公判途中で殺害について否認に転じた渡辺愛子さん(当時43歳)の妹も「死刑判決は当然。(兼岩被告から)謝罪の言葉は一切ない。反省しているのなら控訴はするべきではない」と強い口調で語った。
 一方、神谷慎一主任弁護人は公判後に開いた会見で「渡辺さん殺害が認定されたことは遺憾。公判も、死刑という結論ありきのもの」と憤った。兼岩被告が「黙秘権の告知も受けず、警察官に自白を強要された」として争っていた捜査手法について、判決が「黙秘権の告知がなくても任意性に問題はない」とした点も、「黙秘権の保証をないがしろにするもので、違法捜査を黙認しているに等しい。過去の冤罪に学ぶ姿勢は皆無というほかない」と批判。週明けにも控訴する考えを示した。
 身じろぎせずに判決を聞いた兼岩被告は弁護人を通じて「どのような判決であれ、生きている限りは2人の冥福を祈り続けたい」などというコメントを発表。控訴については判決文を読んでから考えるという。【中村かさね】

2月24日朝刊

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